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インサイドセールスのメールを成功させるコツ

2023年2月16日 マーケティング

インサイドセールスを成功させるためには、メールの内容が非常に重要です。ただし、メールを活用する意味や、作成の流れやコツを理解していなければ、成功させるのは困難でしょう。ここでは、インサイドセールスのメールを成功させるコツをご紹介します。

 

インサイドセールスでメールを活用する意味とは?

インサイドセールスでメールを活用するのは、以下のような目的を達成するためです。

・リードナーチャリング

・リードクオリフィケーション

・アップセル/クロスセル

 

リードナーチャリング

リードナーチャリングとは、自社の商品やサービスに興味がない顧客を、リードに育成する取り組みです。インサイドセールスのメールは、商品やサービスの売り込みだけでなく、顧客の課題解決につながる情報提供もします。自社の商品やサービスの価値を理解してもらうことで、商談につながる可能性が高くなるでしょう。また、顧客の相談に乗るなど、良好な関係性を構築することで、商談に進めやすくなります。

 

リードクオリフィケーション

リードクオリフィケーションとは、顧客の興味や購買意欲、課題などに応じて、ランク付けすることです。アポ獲得や成約につなげるためには、見込み率が高い顧客と商談をする必要があります。メールを活用することによって、開封率や返信率が可視化されるため、見込みの高い商談を行いやすくなるでしょう。

 

アップセル/クロスセル

インサイドセールスでメールを活用することによって、顧客との関係性を強化するとともに、どのような課題があるのかを把握できます。そのため、課題解決につながる商品やサービスを提供しやすくなるため、アップセルやクロスセルにつなげやすくなる点がメリットです。

アップセルとクロスセルについては、以下の記事で詳しく解説しているためあわせてご確認ください。

アップセル・クロスセルの違いについて

 

インサイドセールスにおけるメールの返信率

インサイドセールスにおけるメールの返信率は、0.1~2%前後といわれています。つまり、1000通メールを送って、1件~20件程度の返信が見込めるというわけです。

ただし、インサイドセールスにおけるメールの返信率は、まずメールの開封率を上げなくてはいけません。そもそも、メールを返信する前には、顧客がその内容に興味をもって読んでもらう必要があるためです。

 

返信率アップ|インサイドセールスのメールを成功させる3つのコツ

インサイドセールスのメールを成功させるためには、多くのポイントを押さえなくてはいけません。ここではその中でも特に重要な3つのコツをご紹介します。

 

メールの送信元は個人アドレスにすること

一斉送信のメールアドレスや、企業名がついたものは、内容を読む前に削除される可能性が高いです。そのため、インサイドセールスでメールを送信するときは、個人アドレスで送信しましょう。

 

顧客の得られる価値を簡潔に記すこと

メール本文をダラダラ長く書くと、顧客に読んでもらえなくなります。顧客に伝えるべき内容をわかりやすく、簡潔に記しましょう。また、アポ取りをする際には、具体的なスケジュール案を複数記述し、顧客に考える手間をかけさせないことが大切です。

 

配信するタイミングに注意すること

顧客が多忙なタイミングでメールを送信しても、読んでもらえる可能性は低いです。そのため、顧客の業種や職種を考慮し、できるだけ忙しくない日程・時間帯にメールを送るようにしましょう。

 

インサイドセールスのメール作成の流れとポイント

インサイドセールスのメールを作成する大まかな流れと、それぞれのポイントについて解説します。

 

件名を書くときのポイント

前述した通り、メールを開封してもらうためには、まずタイトルで興味をもってもらうことが必須です。顧客の抱える課題の解決につながる内容であれば、メール本文を見てもらえる可能性が高くなるでしょう。メールの件名に、緊急性や限定性を喚起するキーワードを含め、顧客のメリットを示しつつ16文字以内に抑えることが成功するためのポイントです。

 

導入分を書くときのポイント

メールの導入文では、自己紹介とメールを送った経緯を簡単に記述します。ここで、メールを受け取った相手にとって関係の深い内容であることを理解してもらうことが大切です。

 

本文を書くときのポイント

本文は相手に伝えたいことを明確、かつ簡潔に記します。そのため、伝えるべき内容を絞り、多くても3つ程度の内容までに留めましょう。また、なぜメリットが得られるのかという根拠を示すことも、成功するためのポイントです。

 

まとめ部分を書くときのポイント

メールのまとめ部分には、顧客に期待するアクションを明確に記しましょう。このとき、他社の事例などを参考に、顧客のリスクを煽る内容を明記できると効果的でしょう。

 

まとめ

インサイドセールスでメールを有効活用するためには、多くのポイントを押さえなくてはいけません。今回紹介した内容を参考に、ぜひアポ獲得率や成約率を上げてもらえれば何よりです。

インサイドセールスのメール活用ならDRM(データリレーションマーケティング)にご相談ください。顧客と場面に合わせた適切なメールを送信し、その後の商談まで対応することが可能です。

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